バタフライ効果とは

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1960年ころ、エドワード・ローレンツと
いう人が、地球の空気の流れをコンピュータで
数値計算していたんです。

観測所の気象データから、将来の天気を
予測する基礎研究をしていたんです。

観測所の測定データには、いろいろな
測定誤差が含まれているので、それらが
気象予測にどう影響するか、入力する
数値をほんの少しづつ変えて再計算を
繰り替えしていたんです。

結果は非常に奇妙なもので、簡単に分かり
安く言うと、風速がほんの少し違うだけで、24時間後は
いい天気にも、嵐にもなるといったものだったのです。
それを大げさに表現し、そこに飛んでいる
蝶の羽ばたきが少し違うだけで、明日は天気にも
嵐にもなると言われるようになったんです。

蝶がいなくても、風速計の精度の違いで
観測データは、必ず実際の風速より多少
ずれた値を示すので、そのデータを使って
コンピュータシミュレーションしても
天気は正確には予想できないわけです。

このような物理現象をカオスといって、
予測不可能な現象と言われているんです。

計算できるのに、予測できないという
不思議な現象なわけです。